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GLAZE

釉薬について

 

 

 美濃焼で昔から使われるベーシックな釉薬とガラス釉薬を使っています。どれもシンプルで、お料理で言うところの「素材の本来の味を生かした」もので味付けも少なめです。

                            

シチュー皿 2010

 

 

 

 

 

藁灰釉浅鉢 2009

 

                                         

 藁の灰単味の「藁灰釉」。焼く前は真っ黒なのですが、焼くとと藁が稲穂を実らすために体に溜めた珪石分が白くトロリと溶けて、口当たりの良い柔らかい質感が生まれます。

 窯の焼き加減によっては縮れ文様ができることもあり豊かな景色が生まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  「ガラス釉薬」はカラフルでピンクやきみどり、黄色や青などがあり、美濃土ととても相性の良い釉薬です。美濃の「白土」はベージュがかっているので鮮やかな透明なガラス質を掛けても、その素地の色を通し、ピンクはサーモンがかった色合いに、ビビットな黄色もやわらかなトーンに変化します。

 

 またいくつかの釉薬に器の方向を変えて浸し、一個の器に2種類以上の釉薬を掛け合わせることもあります。

 

長石釉茶碗 2009

 石から作った「長石釉」。長石を粉状にしたものに少し植物の灰を混ぜたものです。石から出来たせいか一見堅い雰囲気なのですが、釉薬の表面の細やかな貫入に水分を含むので、お茶をいれたり暖かいものを乗せるとアスファルトの地面に雨がさっと降ったような艶やかな風情が生まれます。

 赤土にこの釉薬を掛けて焼き上げると赤みが増し、お湯を入れると人肌のようなじわっとした温かみが手に伝わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

飯茶碗  2009

 

 


 

 

100個近くの器に施釉し同じ器に3種類釉薬をかけるものもあるため、

深夜までかかることも多い釉薬かけと窯づめ。

 

                                 

1000度付近の窯の中。

1240〜50度に到達したらその温度帯で2時間近く練らします。

 

 

 

 

 

 

 

 


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